実家暮らしで貯金!さあ金をためるぞ!と意気込んでみたものの・・・
「実家暮らしで貯金をするのは一人暮らしよりも簡単なはず」そう思う人は多いと思います。
実際のところ実家暮らしの社会人は、一人暮らしの人よりも金銭的に自由になる金額は多いという、至極当然なデータもあります。
ただ現実では実家暮らしや一人暮らしに関係なく、貯金している人はいるし逆にまったく貯金はしていないという人もいます。
この違いの原因はどこにあるのでしょうか?
実家暮らしでも貯金ゼロ?お金が貯まらない人の特徴とは
ここでは実家暮らしでありながら、貯金がゼロという人を考えてみます。
一見、家賃や光熱費などの固定費が抑えられるため、貯金がしやすいように思えますが、実際はそうではないようです。
では、なぜ実家暮らしでも貯金ができない人が多いのでしょうか。
まず、実家暮らしの人は、自分の収入を自由に使えます。
家賃や光熱費を支払う必要がないため、自分の収入をすべて自分のために使ってしまいがちです。
外食や趣味、ファッションなどに多くのお金を使ってしまい、気づけば貯金するお金なんて残っていないという状態になっているのです。
次に、実家暮らしの人は、将来の目標を持ちにくいという特徴があります。
語弊があるかもしれませんが、一人暮らしの人は生活が不安定になった時の保証がありません。
将来の家賃や生活費を考えて貯金をする必要がありますが、実家暮らしの人はその必要性を感じにくいのです。
当然、明確な目標がないと、貯金をする意欲も湧きにくくなります。
実家暮らしのうちに貯金をするにはまず考え方の変革から
ここまで書いてきたように家暮らしでありながら、なかなか貯金ができないという悩みを抱えている方は少なくありません。
では、実家暮らし(一人暮らしもそうですが)で具体的に貯金を成功させるにはどうすればよいのでしょうか。
まずは、貯金するお金は初めからないものと考えることです。
「そうは言っても・・・」という人も多いでしょう。
例をあげると会社の財形貯蓄を利用するのです。
財形貯蓄とは会社の給与から天引きして貯蓄する制度のことです。
厚生労働省の勤労者財産形成促進制度の一つで税金の優遇措置など様々なメリットがあります。
ここで具体的にメリット・デメリットをあげてみます
メリット
- 確実に貯まる
- 将来、家を買う際に安くローンが組める
- 利子が非課税(上限あり)
デメリット
- 会社が制度を導入してないと利用できない
- 簡単には解約できない
- 本来の目的外の解約は利子の非課税はない
ちなみに会社が制度を導入していない場合にはゆうちょ銀行の財産形成定額貯金を利用することで代替できます。
世の中では財形なんてインフレ時に不利とか意味がない、どうせやるならNISAやiDeCoという意見もあります。
その意見はもっともだし、できる人はやればよいと思います。(元本割れのリスクもありますけど)
ただ、ここでの主眼点は貯金をできない人がいかに貯金をするかです。
使うお金を自分でコントロールできる人はそもそもどうやってお金を貯めるかなんて悩みません。
ただ一つ注意したいのは、保険でお金を貯めようと考えることです。
確かにバブル期の前後は払った金額よりも満期で戻ってくる額の方が多い保険商品もありましたが、今では夢物語です。
「保険をかけるなら掛け捨ての保険」、「お金を貯めるなら貯蓄」とそれぞれに分けた方が絶対に良いです。
そして今すぐにでも、自分の収入と支出を見直し、簡単でもよいので家計簿をつける習慣を身につけましょう。
今はスマホのアプリでさまざまな家計簿が無料で使えます。
翻って、貯金って本当に必要なのか?
ここまで実家暮らしを活かしての貯金を増やすコツを話してきました。
しかし、ここからは全く反することを書いてみます。
それは、そもそも「貯金なんて必要なのか」ということ。
ここで思い出すのは2019年に金融庁の報告書で問題になった「老後2000万円問題」です。
これは「夫65歳以上・妻60歳以上の夫婦のみの無職の世帯では、65歳から95歳までの30年間で、年金収入だけでは約2000万円が不足する」という試算です。
わたしも全く貯金がないのはよしと思いませんが、今を犠牲にして老後のためにお金を貯めることが果たして幸せなのか疑問です。
加えて65歳で退職してから全く働かないことが現実的ではありません。
95歳までの30年間、好きなだけ旅行や趣味に没頭できるわけでもなく、死ぬまで働かないなんて逆に地獄じゃないですか?
最低限の貯金(数年間、食っていける)をして、あとは死ぬまで働ける心身の健康を保つ方がよっぽど人間らしい生き方だと思います。
今の生活も楽しんで無理のない貯金をしよう
最後に私の個人的な意見を。
実家暮らしだろうと一人暮らしだろうと若いうちは無理なく貯金をして、あとはいろんな経験や自己投資にお金を使うことを提案します。
若いうちに自己投資をして一人でも生きていける資格や経験を得る、そしていつまでも働ける健康を維持する。
その2つがあれば、極端なことを言うと貯金なんて最低限あれば問題ありません。
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