「実家暮らしでFIREを目指すなんて甘えだろ?」
「大人になったら自立しろよ」
そんな批判を覚悟で言おう。
「実家暮らしはFIRE(経済的自立・早期リタイア)の最強戦略だ」と。
確かに、一昔前なら「30過ぎて実家暮らし」は肩身が狭かった。
でも、家賃高騰・老後不安・終身雇用崩壊の現代では、合理的な選択に変わりつつある。
この記事では、実家暮らしでFIREを加速させるメリットと、その代償となるデメリットをぶった切る。
「親スネ生活」を最大限活用する方法と、それに耐えられる人間かどうかの判断基準を考察しよう。
【メリット】実家FIREが圧倒的に有利な5つの理由
1. 家賃0円という「核兵器」級のアドバンテージ
たとえば東京近郊のワンルーム家賃は月5~10万円が相場。つまり、実家暮らしするだけで年間60~120万円が丸々貯金に回せる計算だ。
例えば、25歳から5年間実家暮らしを続ければ、最大600万円の貯蓄が可能。
「自立して一人暮らし」というプライドを捨てれば、FIREまでの距離がグッと縮む。
家賃を払ってる奴らは大家という資本家に搾取されてる……とまでは言わないが、少なくとも実家暮らしは最強の節約術であることに疑いの余地はない。
2. 夫婦で実家暮らし、しかも共働きなら貯蓄率80%も夢じゃない
実家暮らし+共働きカップルの場合、その貯蓄率は異常な数値に達する。
<例>
- 年収400万円×2人(手取り約560万円)
- 生活費(食費・光熱費・通信費)月10万円 → 年120万円
- 年間貯蓄額:440万円(貯蓄率78.5%)
親と同居することで、「家賃」「家具家電」「食材の余り」をフル活用すれば、一人暮らしでは不可能な貯蓄率が実現できる。
3. 親の家が「セーフティネット」になる
一人暮らしFIREの最大のリスクは、「万が一の時の支えがない」こと。
- 病気で働けなくなった時
- 投資が暴落した時
- 大家から突然退去を迫られた時
実家暮らしなら、最悪「親の冷蔵庫を漁って生き延びる」という選択肢が残されている。
「孤独死リスク」を減らせるのは、実家FIREの隠れたメリットだ。
4. 固定費を親と分担できる
光熱費、ネット代、保険料……。
一人暮らしなら全額自己負担の固定費も、実家暮らしなら「折半あるいは肩代わり」してもらえる可能性が高い。
特に親が持ち家なら、「相続税対策」を兼ねて家の名義を一部譲渡してもらうなどの戦略も使える。
5. 精神的ストレスが少ない(場合がある)
「実家=ストレス」と考える人もいるが、むしろ「一人暮らしの孤独感」の方が辛いと感じる人も少なくない。実際、わたしも地方から上京した組。夜に暗い部屋へ帰る時の孤独感はいつまでたっても慣れなかった。
- 寂しくて無駄遣いしてしまう
- 体調不良時に誰も助けてくれない
- ゴミ出し・掃除をサボりがち
実家暮らしなら、最低限の生活リズムが保たれ、「ダメ人間化」を防ぎやすいという側面もある。
【デメリット】実家FIREが向かない人の特徴
1. 親との価値観衝突に耐えられない人
「帰宅時間に口を出す」「結婚を催促する」「貯金の使い道に干渉する」……。
実家暮らしの最大の代償は、「親との摩擦」だ。
特に、「自己主張が強い親」+「プライドの高い子供」の組み合わせは最悪で、FIRE以前に家庭が崩壊するリスクすらある。
2. 婚活市場で不利になる(特に男性)
「30代男性の実家暮らし」は、婚活市場では正直「厳しい」のが現実。
ただし、逆に「婿養子前提」なら話は別で、むしろ「家付き・親付き」がメリットに転じるケースもある。
3. 自由を制限される
「彼女・彼氏を連れ込めない」「門限がある」「外泊に許可が必要」……。
実家暮らしは、「大人の自由」を犠牲にすることを意味する。
「友達と深夜まで騒ぎたい」「気ままに旅行したい」という人には向かない。
【結論】実家FIREは「武器」であり、使いこなせるかが鍵
実家暮らしは、FIREを加速させる「強力なツール」ではあるが、すべての人に有効というわけではない。
- 向いている人
- 親と良好な関係を築ける
- 婚活よりも貯金を優先する
- 自由より経済的自立を重視する
- 他人からの同調圧力に屈しない人
- 向いていない人
- 親との衝突が避けられない
- 婚活で不利になるのが嫌
- とにかく自由が欲しい
- 他人の目を気にする人
最終的には、「実家を戦略的に利用し、FIRE後に自立する」というシナリオが現実的だろう。
「甘え」と言う奴らには、こう返せばいい。
「お前らは家賃で人生を浪費してろ」と。
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