「実家暮らしで料理しない」のは悪いこと?まずは自分を責めるのをやめた方がいいよ
実家暮らしで料理ができないと、「自立できていない」と悩む女性は少なくない。しかし、母親がいる環境では「わざわざ自分で作らなくても…」という心理が働くのは自然なこと。
まずは「できない自分」を責めるのではなく、「現状を変えたい」という前向きな気持ちに注目しよう。
- 実家暮らしならではのメリットを活かす
例えば、母親の料理を「レシピ見学」する機会と捉え、少しずつコツを教わっても良い。 - 小さな目標から始める
いきなり夕食作りを目指すのではなく、「週1回お味噌汁を作る」など、負担の少ない目標を設定。
「料理ができない」という罪悪感を減らし、できる範囲で挑戦することが大切じゃないですか。
母親がいるからこそできる!「料理デビュー」のコツ
実家で料理をする際、母親の存在がプレッシャーに感じることも。しかし、逆に「教えてもらえる環境」と捉えると、独り暮らしより学びやすい面もある。
- 「一緒に作る」からスタート
最初から一人で作ろうとせず、母親と協力して調理するのがおすすめ。例えば「野菜の切り方を教えて」と声をかけ、分担しながら進める。 - 「失敗しても大丈夫?」と聞いておく
「下手な料理を見られるのが恥ずかしい」という心理がある場合は、あらかじめ「練習中だから失敗するかも」と宣言しておく。というより自分の娘がどれくらい料理ができるかは大抵の母親はわかっている。
実家のキッチンは「無料の料理教室」と思い、積極的に活用してみるのが吉。
しかし、実家暮らしの娘にあえて料理を教えない母親が一定数いるという事実も。
母親が実家暮らしの間、娘に料理をさせない理由には、さまざまな心理的・文化的背景が考えられる。主な理由を以下にまとめてみた。
「母親の役割」へのこだわり
多くの家庭では、食事の準備が「母親の仕事」という意識が根強く残っている。特に年配の母親ほど、「家事は自分がやるべき」という責任感が強く、娘に任せることに抵抗を感じるケースがある。
「娘に負担をかけたくない」という愛情
特に働く娘を持つ母親は、「仕事で忙しいのに、家事までさせるのは可哀想」と考え、あえて料理をさせないことがある。
「教えるのが面倒」「自分の方が早い」という現実的な理由
料理が得意な母親ほど、「娘に教えるより自分でやったほうが早い」と考え、娘の参加を阻むことがある。気忙しい母親に多い傾向。娘の失敗や手際の悪さにイライラする人だ。
「娘が自立するのが寂しい」という本音
一見矛盾しているが、「料理を覚える=一人で生きていける=実家を出ていく」という連想をする母親。無意識に料理を教えないことがある。
文化的・世代的な価値観の違い
「女性は料理ができて当然」という世代と、「男女平等に家事を分担すべき」という現代の価値観のギャップも影響する。若い世代の母親に多いが、「料理は女がするもの」という考えに抵抗感を持つひともいる。
娘に料理をさせない母親対策
母親が娘に料理をさせない理由は、単なる「わがまま」や「意地悪」ではなく、
- 「自分がやるべき」という責任感
- 「娘を守りたい」という愛情
- 「寂しさや不安」という複雑な感情
が混ざり合った結果なんだと思う。
もし料理を覚えたい場合は、
- 「お母さんの味を覚えたい」とお願いしてみる
- 「手伝わせて」と小さなステップから始める
などと母親の心理的ハードルをさげて、自分のペースでスキルを磨くのがおすすめ。それでもどうしてもダメなら、「外で料理教室に通う」という選択肢もある。
やる気がなくてもできる!「超簡単レシピ」3選
ここからは本当に簡単にできる料理を紹介する。ホントは料理というのもはばかれるものだけど、台所に立ったことさえないという人向けに、包丁いらず・5分でできるレシピを紹介する。
自慢だが、わたし(男性)は、平日は妻の帰宅が遅いので、月曜から金曜まで夕食の担当をしている。そんな私が超手抜きするときのメニューの一部だ。とくに「面倒くさい」「時間がない」という人には最高だ。
① レンチン丼
材料:ご飯、卵、めんつゆ
作り方:
- ご飯の上に卵を割り入れ、ラップをかける
- 電子レンジで1分加熱
- めんつゆをかけて完成(鰹節や刻んだネギを上に載せると美味しそうに見える)
② トマトスープうどん
材料:冷凍うどん、ササミ、トマトジュース、チューブ生姜
作り方:
- うどんをレンジで温める
- トマトジュースと生姜を加え、塩、コショウなどで味を調える。
- レンチンで蒸したササミを上に載せる(ブロッコリーなどの緑のものもあるとグッド)
- 再度加熱
③ 納豆アボカド丼
材料:納豆、アボカド、ご飯
作り方:
材料を混ぜるだけ!手巻き寿司風に巻くときれいに見える
料理は、味はもちろん大事だが、色でも食欲をそそったり、美味しそうにみえるので色どりに気を遣おう
実家暮らしでも「料理のやる気」を維持する方法
ここからは「最初は頑張ったけど、すぐ飽きた…」という場合に試したいテクニック。
- SNSで記録をつける
インスタグラムやTwitterで完成品を投稿すると、「誰かに見られる」という緊張感がやる気を促す。 - 「ご褒美ルール」を作る
「3回料理したらカフェでスイーツを食べる」など、自分へのご褒美を設定する。 - 家族に宣言する
「今週は私が夕食を作ります!」と宣言すれば、後戻りできず自然と習慣化される。
「続ける仕組み」を作ることが、挫折を防ぐコツだ。
それでも無理ならOK!「料理以外」で自立を目指す考え方
人には向き不向きが存在するのも事実。
そもそも食べることに興味がない人は美味しいものを作るという発想すら湧かない。それは仕方のないことで悪いことではない。
そんな「どうしても料理に興味が持てない」という人に向け、食事以外の自立術を提案する。
- 家事分担を見直す
料理が苦手なら、掃除や洗濯を担当するなど、他の家事でバランスを取る方法もある。 - 外食・デリバリーを活用
コンビニや宅配サービスを利用し、「自炊以外」で栄養バランスを整える手も。 - 将来の一人暮らしに向けて貯金
実家暮らし中に貯蓄を増やし、将来的に外食費に回せる資金を作っておこう。
「料理=自立」ではなく、自分なりの自立スタイルを見つけることが重要です。
まとめ:実家暮らしでもできることから始めよう
この記事では、実家暮らしで料理ができない女性向けに、心理的ハードルの下げ方や具体的なレシピを紹介してきた。
大切なのは「完璧を目指さない」こと。
少しずつできる範囲で挑戦し、自分に合ったスタイルを見つけていこう。
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