実家暮らしの女性は幼いのか？

実家暮らしの女性は本当に幼いのか？

実家暮らしの女性は一人暮らしの女性よりも幼いといわれることが多いです。

これはネガティブな意味です。

言葉を付け足すなら「精神的に幼い」の意味です。

確かに実家暮らしだと身の回りのことを母親にやってもらったり、力仕事などは父親がやってくれたりと、自分でやらなくても済むことがと多いかもしれません。

結果、　「料理や掃除など自分一人ではできなさそう」「わがままそう」「お金の使い方があらそう」などと印象を持たれがちです。

つまり「幼い」＝「自立していない」と思われているわけです。

ただ、これは周りからの印象です。実際にそうであるかは実家暮らしか一人暮らしかは関係ないですし、それを示すデータなんてあるわけがありません。

実家暮らしをしている女性たちのなかでも自立している方はいます。また、家族の一員として役割をもって家事をこなしたり、家族の面倒をみている方もたくさんいます。

逆に一人暮らしでも他人に甘えた態度をとっている、家の中はちらかし放題、食事は外食かコンビニ弁当、金遣いが荒く貯金はゼロというまさに子供のような女性もいます。

要するに、実家暮らしの女性でも、自立していない幼い女性もいるし、しっかりと家族の中で役割を果たしている自立した女性もいるということです。

なぜ実家暮らしの女性は幼いと印象づけられるのか

ではなぜ実家暮らしの女性は幼いと思われるのでしょうか？

ここでのキーポイントは「誰が」実家暮らしの女性を幼いと思うかです。

その答えは「男性」。

しかもその女性に対して好意を抱いている男性です。

多くの男は女性に対してマウンティングをとりたがる傾向があります。また女性に頼ってほしいと思っています。

そのためには、相手の女性は「幼い」方が都合がよいのです。

またお付き合いしている女性が実家暮らしの場合、「門限」や「家の用事」などで彼女と過ごす時間に制限がかかる場合があります。

一晩中、一緒にいたいと思うときも実家に帰ろうとする女性に対して不満をぶつけます。

それが、「きみは幼いね！」の言葉です。

本当は自分にお思い通りならないことに不満を感じる男性の方が「幼い」と思いますが。

いずれにしても「実家暮らしの女」＝「幼い」は成立しません。

実家暮らしの女性は幼いと思われて結婚にも不利？

ただ実家暮らしの女性は婚活において不利だと言われているのは事実のようです。

これは２つの理由があります。

1つ目は周りの男たちの印象です。

「実家暮らしの女性は家事ができない」「実家暮らしの女性は金遣いがあらい」などつまり「実家暮らしの女性は幼い」という勝手な印象です。

マッチングアプリでも実家暮らしの女性は一人暮らしの女性よりも不利だと言われます。

前述したとおり、それらの印象は（中にはてはまる女性もいるかもしれませんが）周りの勝手な思い込みです。

ただ、この思い込みを逆手に取る方法も考えられます。

例えば・・・

「実家暮らしだから料理はできないと思っていた女性が、最高に料理が上手だった」

「実家暮らしだから何もできないと思っていた女性が、大工仕事が得意だった」

「実家暮らしだから金遣いが荒いと思っていた女性が、しっかり者で節約家だった」

などスタート地点がマイナスなだけに、実際にはそうでなかった時のポイントの爆上がり具合はすごいものになります。

普段はそんなことも自慢せずにいざというときに能力を発揮すると、その効果は絶大です。

本命の彼に対してのみ発揮しましょう。

「能ある鷹は爪を隠す」です！

２つ目は女性本人に結婚願望があまりない（若い時に限る）というパターンです。

こちらは実家があまりにも居心地が良いためにおこる現象です。

そこに居座ることは、ある意味「実家暮らしの女性が幼い」と言えるのかもしれません。

わざわざ苦労してまで結婚するよりも実家で安穏と生きていく方がいい。

親もかわいい娘が傍にいてくれるならそっちの方が良いという人もいます。

しかしアラサーになると状況は一変します。

親も本人も急に焦りだして「結婚！結婚！」と言い出すパターンが多いのです。

周りの友達がどんどんと結婚していきます。同窓会に行っても子供の話ばかり。私も「やっぱり結婚した方が・・・」と思い出すのです。

もちろん結婚がすべてではありません。

ほかに生きがいや生涯をかけるようなライフワークがあれば全く問題ないです。

でもそういうものがなくて消去法で結婚という結論になると話は元に戻ります。

実家暮らしの女性は結婚に不利ということになってしまうのです。

そうならないためにも実家暮らしの間に自分の今後の人生を一度考えてみることも重要です。